ゼッテリアって店舗が増えているけどなんなの? ロッテリアとは違うのか? そんな疑問に答えます。ゼッテリアは「ゼッテル」というドイツ語(「一枚の紙」を意味し、 付箋、インデックスカード、または昔ながらのメモ帳などらしい)の言葉を由来とする、質の高いバーガーを提供するプレミアムファストフードチェーンです…というのは間違いですよ。なんなんだその情報。
まずはロッテリアの名前の謎から解明!
「ロッテリア」って何の造語か知ってました? 実は店名の由来はグループ企業である「ロッテ(Lotte)」と「カフェテリア(Cafeteria)」を組み合わせた造語ですね。誰が見てもあきらかでしょう。
ロッテリア = ロッテ + カフェテリア
「○○+カフェテリア」の造語パターンでロッテリアはできてるので、「ゼッテリア」の命名法則は? ってわかってきますね。それはもちろんゼンショーが運営しているロッテリアだから…
ゼッテリアの正体がついに判明!

『ゼッテリア』の由来は、絶品バーガー×カフェテリア。
絶品バーガーを気軽に楽しめるお店という意味が込められています。
ゼッテリア = 絶品バーガー + カフェテリア
ロッテリアと同じ命名パターンを踏襲してるんですね。
ロッテリアとの関係は?
ずばりゼッテリアはロッテリアの「新業態」です! 2023年9月20日、ロッテリアブランドの新業態として「ゼッテリア」がオープン。メイン商品である「絶品バーガー」と、気軽に楽しめるお店という意味を込めた「カフェテリア」を組み合わせたブランドとして開始されました。まとめると以下になります。

- 同じ会社:株式会社ロッテリアが運営(すき家を運営するゼンショーが親会社)
- 違うブランド:ロッテリアよりワンランク上を目指した新業態
- 店舗展開:ゼッテリアの店舗数は2025年6月時点では約60店舗に急増
ゼンショーの「ゼ」との関係は? 本当のところ…
ここが一番おもしろいポイントです!2023年に全株式がロッテからゼンショーホールディングスに売却され、同年4月からゼンョーグループの傘下となりロッテグループから離脱しています。
そして気になる「ゼ」の謎…
当然「ゼッテリア」の”ゼ”はゼンショーの”ゼ”と思いますが、ブランドの由来はあくまでメイン商品である「絶品バーガー」と「カフェテリア」の組み合わせだそうです。(公式見解)
- 公式見解:「絶品バーガー」の『ゼ』🤔
- みんなの本音:「どう考えてもゼンショーの『ゼ』でしょ?」😏
命名パターンが一致
ロッテリア時代
ロッテ(親会社)+ カフェテリア = ロッテリア
ゼッテリア時代
ゼンショー(親会社)+ カフェテリア = ゼッテリア
※公式は「絶品+カフェテリア」と主張
この一致、偶然にしては出来すぎてませんか?
実際に何が違うの?
ロッテリア
従来のメニュー
カジュアルな雰囲気
全国222店舗(2025年6月時点)
ゼッテリア
素材にこだわった高級感のある商品を展開
モダンで落ち着いたデザインが特徴
約60店舗で急拡大中
今後はどうなるのか予想
ロッテリアというブランド価値がある、それを買収して建て直すゼンショー。
ハンバーガー業界に参入という図式でしょう。そうなるとゼッテリアにだんだんに転換していきロッテリアよりも単価が高い領域へ移行しつつ、ブランド名ゼッテリアの認知がある程度とれたところで、ロッテリアを廃止というイメージでしょうか。
ロッテリアという行かないけど知ってるハンバーガー屋さんのブランド認知・価値を活かしつつ、ロッテとは関係ない時点で名前から段々に消すことになるのはあきらかでしょう。