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ボルボが夜道で無灯火運転する謎!「前は爆光なのに後ろ真っ暗」の恐ろしい真相

おでかけライフスタイル

ボルボは前のヘッドライトが常時爆光→運転手が「ライト点いてる」と錯覚→オート設定OFF→後ろは無灯火という最悪パターン! これもはや設計ミスではないのかと疑われるレベル。無灯火の車が走ってたら警察に通報しておいた方がいいんじゃないかと思われますがどうでしょう。

そもそもなんでボルボは昼間からライト点いてるの?

これは問題ないです。安全思想の国スウェーデン発祥だからデイタイムランニングライトとしてヘッドランプがついています。ボルボの本国スウェーデンでは、1977年に世界で初めて常時点灯やDRL(Daytime Running Light/デイタイムランニングライト)を義務付けしました。昼間の走行時に自動的に点灯する車のライトで、前方のライト(主に白色)が常時点灯するシステム。主な目的は、車の被視認性の向上(=事故防止)と対向車や歩行者からの発見を早めるためです。

理由は単純で、北欧は冬の日照時間がとにかく短い、昼間でも暗い時間が長い、だから昼間からライト点灯が当たり前なのですが、日本は違う(北欧などでない国は違う)ので、昼間は普通に明るいから、この思想が裏目に出てると思われます。

ボルボの「爆光トラップ」がヤバすぎる

他の輸入車との決定的違い

メーカー昼間の明るさ夜のテール連動
ボルボヘッドライト常時点灯で爆光連動しない
BMWDRLで控えめ連動しない
アウディDRLで控えめ一部連動
ベンツDRLで控えめ完全連動

ボルボだけが桁違いに明るいというか、ヘッドランプついてる。

運転手の心理状態はこんな感じ

  1. 昼間:「うわ、めっちゃ明るい。これなら夜もライト要らないかも」
  2. 夕方:「まだ見えるし、前のライトで十分でしょ」
  3. 夜間:「あれ?なんか後ろの車がパッシングしてくる…」
    はい、私もテール画ついていなかったら後ろからパッシングします。マジで危ないです。

完全にわかってないです。どういう状態か客観的に見てほしい。危すぎる。

「オートライトあるんじゃないの?」問題

ボルボのオートライトの仕様

  • オートライト機能は搭載
  • ユーザーが簡単にOFFにできる
  • 強制的にONにする仕組みなし

なんでOFFにしちゃうの?

パターン1:中古車の罠「前オーナーがOFFにしてて、現オーナーが知らない」

パターン2:明るさの錯覚「前がこんなに明るいから、オートライト邪魔だな」

パターン3:設定ミス「ディーラーで説明聞いたけど忘れた」

とにかくオートライトオフにしちゃダメな条件が揃ってます。

他メーカーはどう対処してるの?

メルセデス・ベンツの完璧仕様

メルセデス・ベンツのクルマにはランプスイッチに「OFF」のポジションがない

強制的にオートライト、DRL点灯時もテール連動、無灯火になる余地ゼロ

BMW・アウディの中途半端仕様

  • DRLは控えめな明るさ(錯覚しにくい)、でもテール連動は不完全、アウディやBMWにはOFFポジションがあり、夜間でもドライバーが任意で前照灯を消すことができる

危険度ランキング

超危険レベル

ボルボ:爆光ヘッドライト+テール非連動+オート解除可能

注意レベル

  • BMW:コロナリング(イカリング)常時点灯だがテール非連動(2023年以降の日本仕様BMWモトラッドでは、この機能が標準装備)
  • フォルクスワーゲン:DRLとオートライトが別系統

安全レベル

メルセデス・ベンツ:DRL控えめ+完全テール連動+オート強制(オートライト時には常にヘッドランプとテールランプは連動)

解決策はこれだ!

1. 今すぐチェック項目

  • オートライト設定がONになってるか確認
  • 夕方4時には手動でライト点灯する習慣をつける
  • 月1回は車の周りを歩いて全ライトチェック

2. 設定方法

  1. 車両設定メニューを開く
  2. 「ライト」または「照明」項目を選択
  3. 「AUTO」または「オートライト」をONに設定
  4. 絶対にOFFにしない

メーカーへの提言

ボルボよ、頼むから仕様変更してくれ!

理想の仕様

  1. DRL時以外暗い場合、ヘッドライト常時点灯時は強制的にテールランプ連動
  2. オートライト設定の手動解除を不可能にする
  3. ダッシュボードに大きく「無灯火警告」を表示する

なんでボルボはこの問題を放置するの?

考えられる理由を考えてみた。

  1. 本国では問題ない:スウェーデンは昼間も暗いから気づかない
  2. コスト優先:テール連動システムの開発費をケチってる?
  3. ユーザー責任論:「オートライト使えば済む話」と思ってる

でもこれ、安全第一のボルボらしくないですよね? 世界一安全なのでは?

問題の本質

この問題は「設計思想のミス」と思ってもいいと思います。安全のための機能(常時ヘッドライト点灯)が、逆に危険な状況(無灯火運転)を生み出している。これは完全にメーカー責任。

でも現実問題として、すぐには仕様変更されないし、既存オーナーは自衛するしかない。事故が起きてからでは遅いです。命に関わる話ですよね。「前が見える」じゃダメなんです。「後ろから見える」ことがが重要。ボルボオーナーの皆さん、安全運転の基本は「相手から見える」こと。今夜から気をつけてくださいね。

※この記事を読んで「うちの車大丈夫かな?」と思った方は、今すぐ愛車をチェックしてください。あなたの命、そして他の人の命に関わります。

ぷーにーず編集長 たもり

ニュースメディア業界10年のベテラン編集者兼旅行・グルメブロガー。大手ニュースサイトで編集統括、ウェブディレクター・アプリディレクター、SEO・SNSマーケティングも統括。プライベートでは年間30,000kmの車移動で全国を巡る旅行・グルメブロガーとして活動。訪問した飲食店は1,500店舗以上の実績で、実食に基づいた信頼性の高いグルメ情報と旅行記事を執筆。

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