AIの限界が見えた?「あなたの理解の限界が来ただけ」と孫さんの核心をついた指摘。
「AIって大したことない」「AIの限界が見えた」といった声に対し、孫さんは「AIの限界が見えたのではなく、あなたの理解の限界が来られただけ」と孫正義はソフトバンクグループの年次イベント「Softbank World 2025」で発言した。
AIエージェント = 「あなたの優秀な部下が24時間、休まず働いてくれる未来」
今、多くの人が**「AIの限界」ではなく「自分の理解の限界」**に直面しているのではないか。そろそろAIについていけない人が出てきています。まだ使いもしないで、馬鹿にしている人がいる中、使っていてもこういう人が出てきているので、かなり能力の格差、もはや脳みその力(脳力)に限界が出てきているって印象です。
AIエージェントって結局何? 超シンプル解説

従来のAIは、「質問したら答える秘書」
AIエージェントは、「目標を伝えたら、勝手に計画立てて実行してくれる優秀な部下」
例えば「来週の出張の準備して」と言うだけで、必要情報を自動的に自律的に対応するのがAIエージェントです。
- 航空券の予約
- ホテルの手配
- 現地の天気チェック
- 必要な資料の準備
- スケジュール調整
これを全部、人間の指示なしで自動実行するのがAIエージェント。もはや「AI秘書」レベルを超えて「AI部長」です! 各部門に支持を与えて実行する部長や管理者みたいなイメージ。
孫正義氏の「理解の限界」発言の真意
孫正義氏は2024年のSoftBank Worldで「超知性は10年以内に実現する」と発言し、AGI(汎用人工知能)は2~3年で実現し、その1万倍の超知性(ASI)が10年以内に来ると予測しています。そして核心をついた指摘、「AIの限界が見えたというが、あなたの理解の限界が見えたのではないか」。
深いですね。多くの人が「AIってこんなもんでしょ?」って思ってる間に、実はAIエージェントは人間の想像を超えた領域に突入してきています。孫氏は2024年に1,008件の特許を申請し、AIエージェントによる「知のゴールドラッシュ」の到来を予測しています。AIエージェントは既に私たちの想像を超えて進化してるのに、人間側がその凄さを理解できてない状況になってきています。
2025年はAIエージェント元年という衝撃
もう未来ではないです。でも理解できない人も出てきているけど、どんどん進んでいます。海外はもうプログラマーすら解雇がはじまっている時代。IT作業員はもはやいらない時代に突入しています。
営業業務の完全自動化
製品に関する質問や返信に24時間自律的に対応し、応募者のフィルタリング、優秀人材の特定、面談日程設定の一連を実行する
業務プロセスの丸ごと代替
「今月の経費を提出して」と目的を与えれば、経費精算ツールを立ち上げ、必要なデータと領収書を探し出し、所定のフォーマットにデータを入力する
マルチエージェント協調システム
営業エージェントと在庫管理エージェントが連携し、商品提案から在庫確保、請求書発行までを一気通貫で処理する
GUIエージェント
OpenAIの「Operator」は、Webブラウザを介してタスクを実行し、ユーザーの指示なしに業務を進める機能を搭載し、事務作業やデータ収集などの単純業務が完全自動化する
2025年が「AIエージェント元年」と呼ばれる理由は、主要テック企業が相次いでAIエージェント関連の製品やビジョンを発表し、実用段階に入ったからです。
- OpenAI: Operatorでブラウザ操作を自動化
- Salesforce: Agentforce 2.0で顧客対応を完全自律化
- NVIDIA: ジェンスン・フアンCEOが「2025年はAIエージェントの年」と断言
もう実験段階じゃない。本気の実用化がはじまっています。
生成AIを理解できない人続出するヤバい状態が今
2024年情報通信白書によると、日本の生成AI活用は個人利用率9.1%、企業での業務利用率46.8%と、海外に比べて遅れを取っています。ですが、個人の6〜7割が生成AIに興味がある、企業の約75%が業務効率化に寄与すると認識している、2027年には生成AI市場が約19兆円に到達予測されているという状況は、興味はあるけど使いこなせてない人が圧倒的多数いる、もしくは今後でてくるってことです。
スマホが出た時と同じ現象で「電話にカメラ?意味ないでしょ」って言ってた人たちが、今やインスタなしには生活できないように、してますが、生成AIも同じです。
今、生成AIに対して「こんなの使えない」って思ってる人ほど、3年後には「これなしじゃ生きられない」って言ってるはずなんですが、AIエージェントとなると生成AIが様々なものと連携したり、単一タスクをこなすのではなく、総合的に動き出すため、理解できない人が続出すると思われます。
労働革命が起きて49%の仕事が自動化される未来が来ています。経済産業省の「未来人材ビジョン」では、テクノロジーによって日本の労働人口の49%が将来自動化される可能性があると予測しています。日本の生産年齢人口(15〜64歳)は、2020年の7,509万人から、2050年には5,275万人(2020年比で29.75%減)にまで減少する見込みです。
自分の理解の限界を超えろ! 超えられるかな?
孫さんの「理解の限界」発言は、まさに今の状況を的確に指摘してます。
AIエージェントは既に、24時間働く優秀な部下レベルに達し、複雑な業務プロセスを完全自動化し、人間の想像を超えた進化を遂げているんです。
でも多くの人は、まだ「AIってこんなもん」と思って可能性を過小評価してるけど、使いこなせずに取り残されます。5年後、AIエージェントを使いこなしてる人と使えない人の差は、スマホ使える人と使えない人の差より遥かに大きくなります。けれども、ここまで来ると、もうAIエージェントを使いこなせるか、わかっていなくても使いこなせるような仕組みを提供するサービスを使えるかという使える側にいるのか、全く受け入れられないもしくは全くわからずついていけなくなるかは、ビジネスパーソンとしての価値が大きく分かれてしまうところでしょう。
さて自分の「理解の限界」を突破して、AIエージェント時代に備えることが、あなたにできるでしょうか。乗り遅れたら、本当にヤバい時代が来ていますよ。(ここで理解の限界が来て、もう諦めるって人もそれそれでいてもいいと思ってます)
参考記事