ANAと「ちいかわ」のコラボレーションによる特別塗装機、「ちいかわジェット」が2026年10月19日から国内線で運航を開始しました。ただし、この飛行機には少し注意点があります。
「ちいかわジェット○号便」のような専用便が設定されているわけではありません。
しかもANAは、初便以降については路線を固定せず、運航する便についても当日まで決定しないと案内しています。つまり、「ちいかわジェットに乗りたい」と思っても、普通に航空券を検索するだけでは見つけにくいのです。
では、どうすれば乗れるのでしょうか。ポイントはたった一つ。機体番号「JA609A」を追いかけることです。
ちいかわジェットとは?

ANAの「ちいかわジェット」は、ボーイング767-300を使用した特別塗装機です。
ANA公式が公表している機体情報は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | ちいかわジェット |
| 航空会社 | ANA |
| 機種 | ボーイング767-300 |
| 機体番号 | JA609A |
| 運航開始 | 2026年10月19日 |
| 運航 | ANA国内線 |
| 固定路線 | なし |
初便は2026年10月19日の、
ANA661便 羽田 → 長崎 8:15発
そして折り返しの、
ANA664便 長崎 → 羽田 11:00発
として設定されました。
しかし、その後についてANAは、「路線を固定せず、ANA国内線のさまざまな路線を飛び回る予定」としています。
つまり、初便以降は「毎日羽田―長崎を飛ぶ」というわけではありません。
ちいかわジェットに乗る方法
結論から言うと、ANAの国内線を普通に予約し、その便にJA609Aが割り当てられれば乗れるという仕組みです。
「ちいかわジェット」という専用航空券が販売されるわけではありません。
そのため、
① ちいかわジェットが飛ぶ可能性のある路線を探す
② ANA便を予約する
③ 当日の使用機材を確認する
という流れになります。
まず「767-300」の便を探す
ちいかわジェットの正体は、ボーイング767-300・機体番号JA609Aです。
フライト追跡サイトのFlightradar24でも、JA609AはANAの「Boeing 767-381(ER)」として登録されており、機種コードは「B763」と確認できます。そのためANAの航空券を探す際には、まず使用予定機材が767-300の便を候補にするとよいでしょう。
ただし、767-300=ちいかわジェットではありません。
ANAにはほかにも767-300があります。
最終的に見るべきなのは、JA609Aという機体番号です。
どの路線を飛ぶ?
ANAは、ちいかわジェットが投入される可能性がある路線を公開しています。
2026年10月24日まで
東京・羽田発着では、
- 札幌(新千歳)
- 伊丹
- 松山
- 広島
- 福岡
- 長崎
- 沖縄(那覇)
伊丹発着では、
札幌(新千歳)
名古屋発着では、
札幌(新千歳)
沖縄(那覇)
が候補です。
2026年10月25日以降
冬ダイヤに入ると候補はさらに増えます。
羽田発着では、
- 札幌(新千歳)
- 伊丹
- 福岡
- 那覇
- 松山
- 長崎
- 函館
- 米子
- 熊本
- 宮崎
- 広島
- 山口宇部
- 高知
- 鹿児島
- 石垣
など。
さらに、
伊丹―新千歳・那覇
名古屋―新千歳・那覇
福岡―新千歳
などにも投入される予定です。
ただし、これは「運航予定表」ではありません。
ANA自身が、運航路線は運航状況によって変わるため、当日まで決定しないと明記しています。
ここが、ちいかわジェットに乗るうえで最も重要なポイントです。
今日、ちいかわジェットがどこを飛んでいるか調べる方法
そこで役立つのが、機体番号「JA609A」による検索です。
飛行機には、自動車のナンバープレートのように1機ごとの登録番号があります。
ちいかわジェットの場合、それが、
JA609Aです。
したがって「ちいかわジェット」という名前で探すより、JA609Aを検索した方が確実というわけです。
方法1:Flightradar24で「JA609A」を検索する
最もわかりやすいのが、航空機追跡サービスのFlightradar24です。

検索欄に、
JA609A
と入力します。
すると、
All Nippon Airways
Boeing 767-381(ER)
JA609A
という航空機が表示されます。
Flightradar24ではJA609Aについて、ANA所属、機種B767-381ER、機種コードB763として登録されています。
ここを見ると、その機体が、
どこから
どこへ
何便として
何時ごろ飛んでいるか
を確認できます。
飛行中であれば現在位置も追跡できます。
「現在飛んでいる便」より重要なのは次の便だ!
ここがポイントです!
ちいかわジェットに実際に乗りたい場合、現在の位置を見るだけでは不十分です。大事なのは、このあとJA609Aがどの便に使われるのかです。
例えば、
羽田
↓
長崎
↓
羽田
↓
福岡
↓
羽田
というように、1機の飛行機は1日の中で何便も飛びます。
そのため、JA609Aが現在どこにいるのかが分かれば、その後の動きも追いやすくなります。
例えばこんな追い方
仮にFlightradar24を見て、
JA609A
ANA664便
長崎 → 羽田
と表示されているとします。
その場合、
「この機体はこのあと羽田に戻ってくる」
ということが分かります。
そこで、羽田発の767-300便を確認します。
例えばその後に、
羽田→福岡
羽田→札幌
羽田→那覇
などの767便が設定されていれば、
次にどの便へJA609Aが割り当てられるのか
を追っていくことができます。
ANA公式サイトと組み合わせる
Flightradar24で便名が分かったら、次はANA公式で確認します。
つまり、
Flightradar24
↓
JA609Aを検索
↓
便名を確認
↓
ANA公式でその便の運航状況を確認
という使い方です。
ANA公式では遅延、欠航、発着時刻などの正式情報を確認できます。
航空機追跡サイトは「どの機体か」を調べるのに便利。
ANA公式は「その便が実際にどう運航されるか」を確認するのに便利。
役割が違います。
当日予約なら「ちいかわジェット狙い」もできる?
理論的には可能です。だけど価格は不明。高い可能性が高い。
例えば朝にJA609Aの動きを確認して、午後に羽田から福岡へ飛びそうと分かった場合、その便の航空券に空席があれば当日購入することもできます。
ただし問題は料金です。航空券は一般的に直前になるほど高くなるため、確実性を上げる代わりに運賃が高くなる可能性があります。
そのため現実的には、
方法A
旅行先を先に決めて、767-300便を予約。
→ JA609Aになったらラッキー。
方法B
JA609Aの当日の動きを確認。
→ 空席のある便を当日予約。
という2通りになりそうです。
「JA609Aなら確定」と覚えておけばいい
ちいかわジェットについて、細かいことを全部覚える必要はありません。
覚えるのはこれだけです。
ANA+Boeing 767-300+JA609A=ちいかわジェット
特に重要なのが、JA609Aです。この登録番号は機体そのものに割り当てられているため、路線や便名が変わっても変わりません。
機内もちいかわ仕様

ちいかわジェットは機体外装だけではありません。機内ではANAオリジナルデザインの、ヘッドレストカバーと、紙コップが使用されます。
紙コップには、ちいかわ、ハチワレ、うさぎの3キャラクターがデザインされています。なお、ヘッドレストカバーについてANAは、持ち帰ることはできないと案内しています。持ち帰らないでくださいね!捕まりますよ。
機体外装には日本各地や四季をイメージしたモチーフも散りばめられており、ANAは「四つ葉のクローバーを探してみましょう」と紹介しています。飛行機に乗るだけではなく、空港で機体を見る楽しみも用意されているわけです。
空港で見るだけならもっと簡単
「乗れなくてもいいから、ちいかわジェットを見たい」という場合はさらに簡単です。
JA609Aを検索して、どの空港へ向かっているのかを確認します。
例えば、JA609Aが羽田へ向かっていると分かれば、羽田空港の展望デッキなどから見られる可能性があります。
逆に福岡や新千歳、那覇などへ向かっていれば、それぞれの空港で見るチャンスがあります。
つまりFlightradar24は、乗るためだけではなく「撮影・見学するための追跡」にも使えるということです。
ちいかわジェットは「便名」ではなく「機体番号」で探す
ANAのちいかわジェットは、2026年10月19日から国内線で運航を開始しました。しかし固定路線ではありません。そのため、「ちいかわジェットは何便ですか?」という探し方では少し難しいのです。
最も分かりやすい方法は、機体番号JA609Aを追跡すること。
Flightradar24などで、JA609Aと検索すれば、その日にどこを飛んでいるのか確認できます。
そして乗りたい場合は、JA609Aの現在地を確認→次の運航便を確認→ANA公式で便の運航状況を確認→空席があれば予約という流れです。
ANA自身が「運航路線は当日まで決定しない」としているだけに、「確実に何週間も前からちいかわジェットを予約する」というのは難しいものの、機体番号を知っていれば一気に追いやすくなります。
ちいかわジェットに乗りたい人は、とりあえず、「JA609A」この機体番号を覚えておきましょう。ANA「ちいかわジェット」に乗る方法は、少し特殊です。専用便を予約するのではなく、ちいかわジェットが投入されそうなANA国内線を予約し、当日の機材割り当てを狙う形になります。
