イタリアの名門フェラーリが贈るエレガントなグランドツアラー、ローマ。2019年に登場したこの美しいクーペは、1950年代から1960年代の黄金時代のフェラーリからインスピレーションを得た、時代を超越したデザインで多くの人々を魅了しています。3.9L V8ツインターボエンジンが生み出す620PSのパワーと、洗練されたスタイリングが融合したこの「ラ・ヌオーヴァ・ドルチェ・ヴィータ(新しい甘い生活)」は、フェラーリの新たな魅力を提示しています。しかし、「このクルマを手に入れるためには、いったいどれくらいの年収が必要なのだろうか?」と考える方も多いのではないでしょうか。今回は、ローマを購入するために必要な年収や購入時の注意点について詳しく解説します。
超絶かっこいいフェラーリだと私は思っています。とてつもない存在感とエレガントさ!
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フェラーリ ローマ2025年モデルの現状と価格

2025年現在のローマは、2024年に一度生産終了となりましたが、改良型「ローマM(モディフィカータ)」として復活が予定されています。現在入手可能なモデルの価格は以下の通りです。
在庫車・認定中古車価格:2,400万円~3,800万円(消費税込)
現在入手可能なモデル:
- ローマ クーペ(在庫車):約2,800万円
- ローマ スパイダー:約3,200万円
- ローマ 特別仕様車:約3,500万円~
新型ローマM(2025年後半予定):約3,000万円~
- パワーアップ(650PS予想)
- シャシー強化
- デザイン改良
各モデルの詳細
ローマ ベースグレード(2,800万円)
- 3.9L V8ツインターボエンジン
- 最高出力:620PS/5,750-7,500rpm
- 最大トルク:760N・m/3,000-5,750rpm
- 0-100km/h加速:3.4秒
- 最高速度:320km/h
ローマ スパイダー(3,200万円)
- リトラクタブルハードトップ
- 同じV8ターボエンジン
- 13.5秒でオープン・クローズ
- 0-100km/h加速:3.4秒
車の購入と年収の関係

高級車購入の一般的な年収目安
ローマのような高級グランドツアラーの場合、以下の考え方が適用されます:
- 年収の3分の1~4分の1程度が上限の目安
- 現金購入または大口頭金が理想的
- 維持費込みで年収の25%程度の余裕が必要
つまり、単純計算すれば:
- 年収8,400万円→2,800万円程度の車
- 年収9,600万円→3,200万円程度の車
- 年収1億2,000万円→4,000万円程度の車 という金額が目安になります。
ローマを購入するために必要な年収
ローマの価格帯(2,800万円~3,800万円)を考慮すると、理想的には以下の年収が必要と考えられます。
- クーペ(2,800万円)の場合:年収8,400万円程度
- スパイダー(3,200万円)の場合:年収9,600万円程度
- 特別仕様車(3,500万円)の場合:年収1億500万円程度
- 新型ローマM(3,000万円)の場合:年収9,000万円程度
ただし、これは一般的な目安であり、資産状況や他の支出によって変わってきます。
現実的なローマ購入者の条件
年収以外の重要な要素
ローマの購入には年収だけでなく、以下の要素が重要になります。というか普通に買える人はほぼいないと言っていい車です。拝むレベルです!
資産背景
- 純資産4億円以上
- 流動性の高い資産(現金・株式等)
- 安定した収入源
ライフスタイル
- グランドツアラーとしての使用
- エレガントなドライビング志向
- ライフスタイル重視
購入実績
- フェラーリの既存顧客
- グランドツアラーへの理解
- 美的センスへのこだわり
ローマの特殊事情
生産終了と復活
現状
- 2024年に生産終了
- 在庫車・認定中古車のみ
- 新型ローマMの開発中
市場への影響
- 在庫車の希少性増加
- 価格プレミアムの発生
- 新型への期待
ローマ 維持費の考慮
ローマのようなV8グランドツアラーは、他のフェラーリモデルより維持費が抑えられる傾向があるようです。
主な維持費(年間)
- 自動車税:約6.6万円(3.9L)
- 自動車保険:約60~100万円(車両価格により変動)
- 燃料費:約80~120万円(ハイオク・使用状況による)
- 駐車場代:都市部で約60~120万円(専用ガレージ推奨)
- 点検・整備費:約180~280万円(フェラーリ正規ディーラー)
- 車検(2年に1回):約100~150万円
- タイヤ代:約120~200万円(高性能タイヤ)
- 減価償却:約350~500万円(年間、今後は上昇の可能性)
これらを合計すると、年間約900~1,400万円程度の維持費がかかると想定されます。
ローマ購入の現実的なシナリオ
年収8,000万円の場合
年収8,000万円でローマ クーペ(2,800万円)を購入する場合
- 頭金:1,400万円(車両価格の50%)
- ローン借入額:1,400万円
- 返済期間:4年
- 月々の返済額:約310万円(金利込み)
- 年間維持費:約1,100万円
- 総年間コスト:約1,470万円(返済+維持費)
この場合、年収に対する車両関連費用は約18%となり、比較的余裕を持った購入が可能です。
年収1億円のケース
年収1億円でローマ スパイダー(3,200万円)を購入する場合
- 頭金:1,600万円(車両価格の50%)
- ローン借入額:1,600万円
- 返済期間:4年
- 月々の返済額:約355万円(金利込み)
- 年間維持費:約1,200万円
- 総年間コスト:約1,630万円(返済+維持費)
この場合、年収に対する車両関連費用は約16%となり、十分な余裕があります。
グランドツアラーとしての価値
ライフスタイルへの投資
使用用途
- 長距離ドライブ
- ヨーロッパツアー
- 都市部でのエレガントな移動
付加価値
- フェラーリブランドのステータス
- 美しいデザインの所有感
- 上質なドライビング体験
認定中古車という選択肢
生産終了により新車在庫が限られる中、フェラーリ認定中古車が有力な選択肢です。
- 価格: 新車の75~90%程度
- 保証: 最大2年間のフェラーリ保証
- 品質: 厳格な品質基準をクリアした車両のみ
- 在庫: 比較的選択肢が豊富
認定中古車であれば、年収6,000万円~8,000万円程度でもローマオーナーになることが可能です。
投資価値としての考慮
エレガントなデザインの希少性
美的価値
- 時代を超越したデザイン
- フェラーリの新たな方向性
- ライフスタイル重視の設計
市場価値
- 生産終了による希少化
- グランドツアラー需要の安定性
- 美しいデザインへの普遍的評価
フェラーリ ローマ購入 まとめ
フェラーリ ローマの購入を検討する場合、理想的には以下の条件が目安となります。
必要年収
- クーペ:年収8,400万円以上
- スパイダー:年収9,600万円以上
- 特別仕様車:年収1億500万円以上
- 新型ローマM:年収9,000万円以上
その他の条件
- 純資産4億円以上
- 安定した収入源
- グランドツアラーへの理解
- エレガントなライフスタイル
重要なのは、購入後も無理なく維持できるかどうかを総合的に判断することです。
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ローマは単なる移動手段ではなく、フェラーリの新たな魅力を体現したエレガントな存在です。3.9L V8ツインターボエンジンの洗練されたサウンドと、時代を超越した美しいデザインは、適切な経済基盤があってこそ長く楽しめるものです。このようなグランドツアラーを購入する際は、「購入できる経済力」「維持し続けられる安定性」「エレガントなライフスタイルを楽しむ感性」の3つの要素をバランス良く満たすことが重要です。また、生産終了により「最後のチャンス」となった今、将来的な投資価値も期待できる一台となるでしょう。