12チリンドリとは
Ferrari 12Cilindri / 12チリンドリ(ドーディチ・チリンドリ)は、フェラーリの魂を最も純粋に表現した、マラネッロの名高い自然吸気V12エンジンを搭載するフェラーリの最新フラッグシップモデルです。1947年のフェラーリ創業以来、跳ね馬のエンスージアストが胸を高鳴らせてきたV12エンジンを搭載した最新モデルとして、2024年5月にアメリカ・マイアミで世界初公開されました。
車名の「12チリンドリ」はイタリア語で「12気筒」を意味し、フェラーリの12気筒エンジンの決定版(おそらくは終形態)だと主張するネーミングとなっています。1950~1960年代の伝説的グランドツアラーからインスピレーションを得たデザインをまとい、GTとピュアスポーツのちょうど中間に位置するモデルとして開発されました。
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12チリンドリの基本情報

車種分類: 2シータースーパーカー
メーカー: フェラーリ(Ferrari S.p.A.)
価格帯: 5,674万円〜6,241万円(税込)
燃費: 約5-7km/L(推定)
発売年: 2024年(日本上陸:2024年6月)
こんな方におすすめ
✅ フェラーリV12エンジンの魅力を味わいたい方
✅ 最高峰のパフォーマンスと快適性を両立したい方
✅ 1950〜60年代のグランドツアラーの現代版をお探しの方
✅ 究極のステータスシンボルを買いたい方
✅ 品格を重視する方
12チリンドリの主なラインナップ

12チリンドリ ベルリネッタ(クーペ)
価格: 5,674万円(日本国内価格)
特徴: 究極の美しさと性能を追求したクローズドボディ
12チリンドリ スパイダー(オープン)
価格: 6,241万円(日本国内価格)
特徴: V12サウンドを全身で感じられるオープントップ仕様
エンジンスペック
搭載エンジンは自然吸気V12、総排気量6,496cc、最高出力830cv、最大トルク678Nm、最高回転数9,500rpmを誇ります。先代モデルにあたる812スーパーファストの800馬力と比較して、30馬力を上回っています。
各部を軽量化したり慣性マッスを減らしたりと徹底的に手が入っており、チタン製コンロッドやアルミニウム合金の軽量ピストンを使用するなど、F1由来の技術が惜しみなく投入されています。
ライバル車との比較
車種 | メーカー | 価格帯 | 特徴 |
---|---|---|---|
12チリンドリ | フェラーリ | 5,674万円〜 | V12自然吸気エンジン、究極のGT性能 |
ランボルギーニ・レヴエルト | ランボルギーニ | 5,830万円〜 | V12ハイブリッド、アグレッシブなデザイン |
マクラーレン750S | マクラーレン | 3,500万円〜 | V8ツインターボ、軽量ボディ |
アストンマーティン・ヴァンキッシュ | アストンマーティン | 4,000万円〜 | V12ツインターボ、英国らしい優雅さ |
ポルシェ911ターボS | ポルシェ | 2,800万円〜 | 水平対向6気筒ターボ、実用性重視 |
12チリンドリの魅力
🏁 世界最後のV12自然吸気エンジン
過給器もハイブリッドも備えないV12エンジン搭載モデルを現在もラインナップしている自動車メーカーはフェラーリだけという、まさに唯一無二の存在です。
🎨 革新的で洗練されたデザイン
従来のフェラーリのミッドフロントV12エンジンモデルのスタイリングルールを書き換え、812コンペティツィオーネの造形ルールから離れ、代わりに洗練された要素を用いながらも、フェラーリのスタイリングの統一感を保つことに成功しています。
🛣️ GT性とスポーツ性の完璧なバランス
スーパースポーツカー概念を覆すほどしなやかで快適な乗り心地を実現しながら、機敏なハンドリングを一切邪魔しない究極のバランスを達成しています。
💎 最先端テクノロジーの結晶
3個のディスプレイで構成された新しいヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)により、フェラーリV12ベルリネッタの乗車体験を新たな高みへ押し上げています。
気になる維持費と購入に必要な年収
12チリンドリは超高級スーパーカーのため、購入・維持には相当な費用がかかります。フェラーリ特有の維持費も含めて慎重に検討する必要があります。
📊 詳しい維持費の内訳を知りたい方はこちら
12チリンドリの維持費を徹底解説|年間約200万円の現実とは?
年間約200万円の維持費の詳細や、10年間の総保有コストなど、具体的な数値をもとに詳しく解説しています。
💰 購入に必要な年収の目安を知りたい方はこちら
12チリンドリ購入に必要な年収はいくら?現実的なシミュレーション
ベルリネッタで年収1億円〜、スパイダーで年収1.2億円以上の目安など、現実的な購入プランを紹介します。
維持費の特徴
高額になりがちな項目
燃料費: 超低燃費のため月間5-8万円程度
保険料: 超高級車のため年間50-80万円
整備費: フェラーリ正規ディーラーでの点検・修理必須
パーツ代: 純正部品は一般車の5-10倍
車検・点検: 年間50-100万円程度
節約のポイント
認定中古車: メーカー保証付きで初期費用を若干抑制
メンテナンスプログラム: 定期点検費用の予測可能性
保険の専門化: スーパーカー専門保険での最適化
よくある質問
Q. 12チリンドリの実燃費はどのくらいですか?
A. 市街地で約4-6km/L、高速道路で約6-8km/Lが目安です。サーキット走行時はさらに燃費が悪化
Q. 故障は多いですか?
A. 最新モデルは品質が向上していますが、超高性能車のため精密なメンテナンスが必要です。正規ディーラーでの定期点検は必須
Q. どこで修理・メンテナンスできますか?
A. フェラーリ正規ディーラーでの対応が基本となります。専用設備と高度な技術が必要なため、他での修理は推奨されません
Q. リセールバリューはどうですか?
A. フェラーリV12の最終型として将来的な希少性が期待されますが、走行距離と状態が価値に大きく影響する
Q. 普段使いには向いていますか?
A. 最新のドライビングアシスト機能により日常使用も可能ですが、車両サイズ、燃費、維持費を考慮すると主にスペシャルユース向け
購入前のチェックポイント
💰 資金計画
✅ 車両価格の全額現金購入推奨(5,600万円〜6,300万円)
✅ 年間維持費200万円程度の余裕
✅ 突発的な修理費用500万円程度の確保
🏠 使用環境
✅ 専用ガレージの確保(全長4.7m対応)
✅ フェラーリ正規ディーラーへのアクセス
✅ 超低燃費に対する十分な理解
📋 保険・保証
✅ スーパーカー専門車両保険の加入(必須)
✅ フェラーリ純正保証プログラムの活用
✅ 専門ロードサービスの加入
まとめ
12チリンドリはフェラーリのDNAを明確に理解しているジェントルマンドライバーのために設計された、まさにひと握りの人のためのモデルです。ブランドのステートメントカーとして、単なる移動手段ではなく「人生そのものを表現する車」として、十分な経済力と理解のもとで購入を検討することが重要です。
購入・維持には年収1億円以上の経済力が必要となりますが、それに見合う唯一無二の価値を提供する、真の意味でのドリームカーと言えるでしょう。