『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』に、普通の映画鑑賞とはかなり違う3種類の特殊上映が追加されます。
2026年9月に始まるのは、
4DX上映
「なんとかなれーッ!発声可能応援上映」
「自動制御ペンライト演出付き なんとかなれーッ!応援上映」
の3種類です。
さらに別企画として、本編終了後にちいかわ・ハチワレ・うさぎがお見送りする「“また会う日まで”お見送り上映会」も追加開催されます。『映画ちいかわ』は8月23日までの公開31日間で興行収入110.5億円、観客動員766万人を突破。
普通なら公開から1カ月を過ぎれば上映規模が縮小していく時期ですが、『ちいかわ』は逆に「もう一度映画館へ行きたくなる仕掛け」を追加してきました。まず違いを整理すると、こうなります。
| 特殊上映 | 日程 | 最大の特徴 |
|---|---|---|
| 4DX | 9月5日~ | 座席・風・水などで映画を体感 |
| 発声可能応援上映 | 9月11日19時 | 声を出して応援できる |
| 自動制御ペンライト応援上映 | 9月23日19時 | 映像とペンライトが連動+発声OK |
では、それぞれ何が違うのでしょうか。
① 9月5日から「映画ちいかわ」4DX上映
最初に始まるのが4DX版『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』です。開始日は、2026年9月5日(土)全国の4DX対応劇場で上映予定です。4DXは、映画の映像に合わせて座席が動き、
振動
風
水飛沫
などの特殊効果を組み合わせる体感型上映です。映画を見るというより、ある意味では映画とアトラクションの中間のような上映方法です。今回の『ちいかわ』では公式に、「リズム感のある4DX」になることも予告されています。
セイレーン戦だけでなく「うさぎのラップ」まで動く
4DXというと、派手な戦闘シーンで座席が激しく動くイメージがあります。『ちいかわ』でも当然、
セイレーンとの戦闘アクションなどが4DX化されます。しかし面白いのは、それだけではありません。発表では、「ラップ中のうさぎの躍動」まで4DX演出の例として挙げられています。
つまり、うさぎの動きに合わせて座席まで動く可能性があります。さらに島での冒険に合わせた風や水飛沫なども予定されています。『人魚の島のひみつ』は海と島が舞台なので、水や風を実際に使える4DXとの相性はかなり良さそうです。
ただし
どの場面でどのくらい座席が動くのか
どこで水が飛んでくるのか
具体的な演出回数
などは、現時点では発表されていません。ここは実際に上映が始まってからのお楽しみです。
ちいかわ4DXの料金はいくら?
4DXは通常の映画料金だけでは見ることができません。基本的には、通常の映画鑑賞料金+4DXなどの特殊上映追加料金となります。ただし、『映画ちいかわ』について全国一律の追加料金が設定されているわけではなく、利用する映画館・設備によって料金が異なります。体感型上映では、通常料金に1,000~1,500円程度を追加する料金設定が一般的です。
たとえばTOHOシネマズの体感型上映「MX4D」では、劇場によって通常鑑賞料金+1,300円という設定があります。仮に通常の一般料金が2,200円なら、2,200円+1,300円=3,500円というイメージ。
| 上映 | 料金の考え方 |
|---|---|
| 通常上映 | 通常の映画料金 |
| 4DX・MX4D系 | 通常料金+約1,000~1,500円程度が目安 |
| 例:一般2,200円+1,300円 | 3,500円 |
実際の『ちいかわ』4DX料金については、利用する劇場の発表を確認してください。
なぜ4DXは1,000円以上高い?
追加料金だけを見ると、「同じ映画なのに高い」と感じるかもしれません。しかし4DXでは通常の映画館にはない、
座席の前後・上下・左右への動き
振動
風
水飛沫
などの設備を使用します。そのため追加料金は、画質を良くするためというより、映画をアトラクションとして体験するための料金と考えると分かりやすいでしょう。
通常版をすでに見た人でも、「同じ映画をもう一度見る」というより、「人魚の島を体感する別バージョンを見る」という楽しみ方になりそうです。
4DXはいつ予約できる?
ここは少し注意が必要です。
9月5日から上映されることは発表されていますが、応援上映のような全国統一のチケット販売開始日時は現時点では確認できません。基本的には各4DX劇場のチケット販売スケジュールを確認することになります。
映画館では上映日の2~3日前程度から一般販売するケースが多いため、9月5日の初日に見たいなら、9月2~3日ごろを一つの目安にできます。ただし、これは『ちいかわ』公式が発表した予約開始日ではありません。
そして重要なのが映画館の会員制度です。
映画館の会員なら4DXを早く予約できる?
映画館によっては、有料会員などを対象に一般客より早い先行予約を行っています。そのため『ちいかわ』4DXについても、通常の上映スケジュールとして販売される場合には、映画館会員が一般客より早く予約できる可能性があります。
つまり初日の4DXを狙っているなら、「一般販売は9月2~3日くらいかな」と待つだけではなく、利用する映画館の会員販売スケジュールをその前から確認した方がよいでしょう。
前回のボンボンドロップシールのときは会員も一斉だった?
ここは今回の予約を考えるうえで参考になります。8月8日から始まった第2弾入場者プレゼント「ボンボンドロップシール」は、全国の対象上映館で一斉に配布開始されました。
チケット予約まで全国一斉だったわけではありません。ちいかわ公式もチケットについては各劇場の販売スケジュールを確認するよう案内しており、劇場によっては通常どおり会員先行予約を利用できました。つまり、「人気特典の配布開始日だから、会員も非会員も同時予約」というルールではありません。
この点から考えても、4DXについては各劇場の通常の会員先行が適用される可能性があります。
ただし「会員・非会員同時販売」になった例もある
一方、『映画ちいかわ』でも特別な販売スケジュールが設定された例があります。公開初日の7月24日分について、MOVIX八尾では、「SMT Members会員・非会員共に」7月21日0時から販売と明記されていました。
つまり『映画ちいかわ』では、通常の劇場ルールで会員先行が使える場合と、特別上映などで会員・非会員を同じ販売開始時刻にする場合の両方があります。
今回も上映方式ごとに確認する必要があります。
② 9月11日は「なんとかなれーッ!発声可能応援上映」
次は、「なんとかなれーッ!発声可能 応援上映」です。開催は、2026年9月11日(金)19時の全国一斉上映。最大の特徴は、名前のとおり声を出していいことです。
通常上映ではできませんが、
ちいかわたちに声援を送る
セイレーンの歌に合いの手を入れる
ハチワレと一緒に「なんとかなれーッ!!」と叫ぶ
といった楽しみ方ができます。グッズの持ち込みも可能と案内されています。映画を見るというより、ちいかわたちと一緒に参加する上映と考えた方が近いでしょう。
発声可能応援上映は5都道府県・7劇場
開催劇場は限定されています。
| 地域 | 劇場 |
|---|---|
| 北海道 | TOHOシネマズ すすきの |
| 東京 | TOHOシネマズ 日比谷 |
| 東京 | TOHOシネマズ 新宿 |
| 東京 | TOHOシネマズ 池袋 |
| 愛知 | TOHOシネマズ 名古屋栄 |
| 大阪 | TOHOシネマズ 梅田 |
| 福岡 | TOHOシネマズ 天神 |
全国どこの映画館でも開催されるわけではなく、7劇場限定です。
発声応援上映の予約は9月4日0時から
こちらは販売開始日時が発表されています。
上映:9月11日19時 販売開始:9月4日0時 です。
つまり、9月3日の夜→9月4日に日付が変わった瞬間から販売開始となります。
通常の映画のように上映2~3日前ではなく、約1週間前です。
会員なら9月4日より早く買える?
ここは現時点では断定できません。作品側から9月4日0時という販売開始日時は発表されていますが、映画館会員の先行販売を別に行うのかまでは明記されていません。
したがって、「会員なら必ず9月4日より前に買える」とも、「会員も非会員も必ず9月4日0時から一斉」とも現段階では断定できません。利用する劇場から会員向けの追加案内が出ないか、9月4日より前から確認しておくのが確実です。
③ 9月23日は「自動制御ペンライト演出付き応援上映」
3種類の中で最も特殊なのが、「自動制御ペンライト演出付き なんとかなれーッ!応援上映」です。開催は、2026年9月23日(水)19時。こちらも発声可能です。しかし通常の応援上映と決定的に違うのが、映画とペンライトが連動することです。
映画に合わせて客席全体の色が変わる
通常のペンライトなら、自分でボタンを押して色を変えます。今回使用されるのは自動制御ペンライト。発表では、キャラクターの登場や活躍に合わせてペンライトの色が自動的に変化するとされています。
つまり、スクリーンの映像+映画館の客席を一体化した演出になります。ライブやコンサートに近い体験になるかもしれません。フリフラみたいなものが配られるのかな?
ちいかわは何色?うさぎは?セイレーンは?
ここは気になりますが、現時点では詳細未発表です。
たとえば、
ちいかわ登場時は何色なのか
ハチワレでは何色になるのか
うさぎではどうなるのか
セイレーンでは客席が何色になるのか
といった具体的な演出は発表されていません。実際の上映まで秘密にされる可能性もあります。
ペンライトはもらえる?料金はいくら?
これも現時点では、分からない部分があります。
ペンライトがチケット料金に含まれるのか
別途購入なのか
貸し出しなのか
上映後に持ち帰れるのか
ペンライト込みの料金はいくらなのか
といった詳細については、確認できている発表だけでは断定できません。続報待ちです。
ペンライト応援上映も全国7劇場
実施劇場は9月11日の発声可能応援上映と同じです。北海道、東京、愛知、大阪、福岡の5都道府県7劇場です。
予約は9月2日0時から!発声上映より先なので注意
ペンライト上映で特に注意したいのが予約日です。上映:9月23日19時 販売開始:9月2日0時 となっています。つまり、9月1日の夜→9月2日に日付が変わった瞬間から販売開始。開催日の約3週間前です。
しかも、9月23日のペンライト上映のほうが、9月11日の発声可能応援上映より先に発売されます。開催日順に考えていると間違えやすいところです。
ペンライト上映も会員先行はある?
こちらも現時点では、会員先行の有無について明記されていません。9月2日0時という販売開始日時は発表されていますが、それより前に映画館会員向けの販売を行うのかは別問題です。
したがって、9月2日0時を確実な基準として、その前に各劇場から会員向け案内が出ていないか確認するのがよいでしょう。
3種類の違いをまとめると?
| 4DX | 発声応援 | ペンライト応援 | |
|---|---|---|---|
| 日程 | 9/5~ | 9/11 19時 | 9/23 19時 |
| 発声 | 通常ルール | OK | OK |
| 座席が動く | ○ | × | × |
| 風・水など | ○ | × | × |
| 応援 | 通常上映 | ○ | ○ |
| ペンライト自動制御 | × | × | ○ |
| 劇場 | 4DX対応劇場 | 7劇場 | 7劇場 |
| 予約 | 各劇場 | 9/4 0時~ | 9/2 0時~ |
| 会員先行 | 可能性あり | 現時点で不明 | 現時点で不明 |
| 向いている人 | 映画を体感したい | 一緒に叫びたい | ライブ感も楽しみたい |
予約日を時系列で整理
今回かなり分かりにくいので、予約する人は日付だけ覚えておくとよいでしょう。
| 日付 | チェックすること |
|---|---|
| 9月1日夜 | ペンライト上映の予約準備 |
| 9月2日0時 | ペンライト応援上映発売開始 |
| 9月2~3日前後 | 4DX初日分の販売状況を確認する目安 |
| 9月3日夜 | 発声応援上映の予約準備 |
| 9月4日0時 | 発声可能応援上映発売開始 |
| 9月5日 | 4DX上映スタート |
| 9月11日19時 | 発声可能応援上映 |
| 9月23日19時 | 自動制御ペンライト応援上映 |
ただし4DXの「9月2~3日」は公式発売日ではなく、一般的な映画館の予約スケジュールから見た目安です。
映画館会員の場合は、それより早く予約できる可能性があります。
初めて見るならどれがいい?
まだ『映画ちいかわ』自体を見ていないなら、通常上映か4DXが分かりやすいでしょう。すでに見た人なら、
4DX → 島の冒険そのものを体感する
発声応援上映 → 「なんとかなれーッ!!」を一緒に叫ぶ
ペンライト上映 → 映画館全体をライブのように楽しむ
と、目的で選べます。同じ作品でも、かなり違う体験になりそうです。
④さらに「お見送り上映会」もある
この3種類とは別に、「“また会う日まで”お見送り上映会」も追加開催されます。
映画本編終了後、スクリーンに、
ちいかわ
ハチワレ
うさぎ
が登場し、観客をお見送りする企画です。こちらは4DXや応援上映とは仕組みが違うので、別企画として考えた方が分かりやすいでしょう。開催日や予約開始は劇場によって異なるため、対象劇場の案内確認が必要です。
なぜ110億円を超えてから特殊上映を追加する?
ここは興行収入という意味でも面白いところです。『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は公開31日間で、興行収入110.5億円 観客動員766万人を突破しています。
それでも9月から、
4DX
発声可能応援上映
自動制御ペンライト応援上映
お見送り上映会
と新しい鑑賞方法が続きます。
これはすでに映画を見た人にも、
「4DXでもう一度見たい」
「今度は一緒に叫びたい」
「ペンライト上映にも行きたい」
という再鑑賞の理由を作ります。110億円を突破した『ちいかわ』が、ここから120億、130億、さらにその先まで伸びるのか。特殊上映はその意味でも注目です。
予約日は「開催順」ではないので注意
『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』では、9月から3種類の特殊上映が始まります。
9月5日~:4DX 座席、振動、風、水などで『人魚の島のひみつ』を体感。
9月11日19時:発声可能応援上映 ちいかわたちを応援し、ハチワレと一緒に「なんとかなれーッ!!」を叫べます。
9月23日19時:自動制御ペンライト応援上映 映画と客席のペンライトが連動し、さらに発声も可能です。
予約で特に覚えておきたいのは、
ペンライト上映 → 9月2日0時発売
発声応援上映 → 9月4日0時発売
という順番。
開催日の遅いペンライト上映のほうが先に発売されます。
また映画館会員については、
4DX → 通常の会員先行が利用できる可能性あり
2種類の応援上映 → 会員先行の有無は現時点では明記なし
です。
一方、公開初日のように特別に会員・非会員同時販売とされた例もあります。
したがって今回も、
「会員だから必ず先に買える」「特殊上映だから全員同時」
のどちらとも決めつけないのが正解です。
そして8月24日時点では、
4DXの劇場別料金
4DXの全劇場の具体的な予約開始日時
応援上映の会員先行の有無
自動制御ペンライトの提供方法・価格・持ち帰り可否
ペンライトの具体的な演出内容
など、まだ発表されていない情報があります。
これらについては詳細未発表として、続報が出た時点で更新する必要があります。110億円を突破してから、さらに違う楽しみ方を追加してきた『映画ちいかわ』。9月は、「映画ちいかわを見るか」ではなく、「どのちいかわを見に行くか」を選ぶことになりそうです。
