トランプ大統領のSNSって、Xみたいなのが何個もあるけど、どれが本物なの?
本物はどっち? Truthソーシャルって何? 使いわけてるの? って思ったことはありませんか。
両方とも本物!でも使い分けが戦略的すぎる


「トランプ大統領のアカウント、どっちが本物?」って疑問を持つ人、めちゃくちゃ多いんですよね? 日本人は関係ないから見ていない? でも最近メディアで取り上げられるのは、清浄機が顔にかかっているトランプのアイコンだよね、くらいは思いますよね。
答えはズバリ両方とも本物!でも、この使い分けが政治的に天才すぎます。
Truth Socialって何?「トランプ版Twitter」の正体
Truth Social(トゥルース・ソーシャル)は、トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)によって設立されたソーシャル・メディア・プラットフォーム。簡単に言うと、トランプが作った「俺専用Twitter」です。
2021年にTwitter(現X)からアカウント凍結を食らったトランプが「じゃあ自分で作るわ!」って立ち上げたのがこのTruth Social。X(Twitter) に似たインターフェースを持ち、投稿やリツイートに相当する「リトゥルース」、コメント機能などが揃っています。
まぁ「フェイクニュース!」ってよく書いてるわけなので、トランプさんの「TRUTH!」を伝えるソーシャルメディアです。機能はX(Twitter)とほぼ同じ。でも、「政治的思想に対する差別なく、オープンで、自由で、かつ正直なグローバルな対話」を謳っているのが特徴。実際は保守層やトランプ支持者の聖地状態になってます。
数字で見る圧倒的格差!でも戦略的使い分け
フォロワー数を比較すると、その差は歴然。現在のトランプ氏のXのフォロワー数は約1億人、Truth Socialでのフォロワー数は約1,050万人。じゃあTruth Socialは負けてるの? そんなことありません!
Truth Social = ホームグラウンド
トランプの重要発表は基本的にTruth Socialファースト。2025年1月にも南米コロンビアとの移民送還拒否に関する情報をトゥルース・ソーシャルで発信してるし、「私の次のトゥルースへの投稿はこれまでで最も重要で影響力のあるもののひとつになるだろう。お楽しみに!」なんて予告もTruth Socialで行ってます。
ニュースに引用されるのは、こっちですね。政策系がどんどん投稿されています。すごい投稿量。
X = 世界への拡散装置
一方、Xは世界規模でバズらせたい時や、論争になった時の武器として使用。最近のマスクとの大論争でも、トランプ氏がトゥルース・ソーシャルに書き込んだ投稿のスクリーンショットをマスク氏が掲載して間接的に大統領に反論する場面もありました。
現在はXで、マスクとの不仲となった今となっては返ってよかったかも?
なぜこの二刀流? 政治的メリットが凄い
- 支持者への直接配信=Truth Socialで熱烈なファンに本音トーク
- 世界への影響力行使=Xで1億人にリーチ
リスク分散観点、一つのプラットフォームに依存しないってのは正しい判断ですよね。話題作り観点で言っても、どっちに投稿するかで注目度の調整ができますね。
結論として、Truth SocialもXも両方本物。でも使い分けが戦略的なんです。Truth Socialが「本拠地」でXが「出張先」って感じですね。
トランプ次期米大統領のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」は金融界や政界、メディアの多くの関係者にとって必須のフォロー対象になっているという現状を見ると、政治家のSNS戦略としてトランプが、新しいモデルを作り上げたと言えるでしょう。トランプ大統領の動向をチェックしたいなら、両方フォローがマストとなります。
日本人にはあんまり関係ない? いや、結構関係ありますよ。