目薬には有効期限があります。まずは結論から、3年前の目薬は絶対NGです! 目薬は牛乳と同じ!古いのは絶対ダメ! 「もったいないから」なんて使っちゃダメですよ。実際、
目薬の有効期限、実はこんなルールがあった!
未開封の場合:製造から2〜3年が目処
最近買った、目薬です。製造日は不明ですが、執筆時点が2025年9月ですので、3年くらいですね。

- 箱に書いてある日付がこれです。「まだ使える」と思いがちだけど…
使用期限を過ぎたものは当然使ってはまずいですが、使用期限内であっても、一度開封したら早く使い切らないとならないです。

開封後:たったの1ヶ月目安
ここが超重要ポイントです! 目薬って開封した瞬間から「賞味期限切れカウントダウン」が始まるんです。牛乳を開けたら数日で飲み切るのと同じ理屈ですよ。開けたら傷みが進むわけですので、早めに使い切りましょう。
なぜ期限切れがヤバいのか?科学的に解説!
1. 細菌の温床になる
目薬の容器って実は「細菌パラダイス」になりやすいわけです。
例え話で説明すると… プールの水を1ヶ月放置したらどうなります? 緑色になって、絶対に泳ぎたくないですよね。目薬も同じで、時間が経つと見た目は透明でも、目に見えない細菌がウヨウヨしてる可能性があります。
2. 有効成分が劣化する
薬の成分って実は超デリケート。時間が経つと、効果が半減する。変な物質に変化する。逆に目に刺激を与えるなどなど危ないです。眼にくっつけて点眼している人がいますが、ばい菌、入っちゃいますよね。
3. 防腐剤の効果が切れる
市販の目薬には防腐剤が入ってるんですが、これも永遠じゃありません。防腐剤が切れた目薬は「無法地帯」状態になるわけです。
防腐剤フリーの目薬は要注意
最近人気の「防腐剤フリー」目薬。体に優しいイメージですが、実は期限がもっと短いので、早めに使い切りましょう。
- 使い切りタイプ:1回で捨てる
- 小容量タイプ:開封後10日程度
「防腐剤フリー = 腐りやすい」ってことを覚えておきましょう。
期限切れ目薬を使うとどうなる?
軽度の場合
- 目がチクチクする、赤くなる、涙が止まらない
重度の場合
- 結膜炎、角膜炎、視力低下のリスク
例えるなら: 腐った食べ物を食べて食中毒になるのと同じ。目だって「食中毒」になりますよ。1年前の目薬を使って重篤な目の感染症になったりなんかすると治療に数ヶ月かかったりしますよ。
正しい目薬の使い方・保管方法
開封日をメモする習慣を!
目薬にマジックで開封日を書く。これ、意外とやってる人少ないけど超重要です。
保管場所
- 冷暗所(冷蔵庫でもOK)、直射日光を避ける、車の中はNG(温度変化が激しい)
使用時の注意
- 容器の先端を目や手で触らない、1滴で十分(たくさん点しても効果は変わらない)、他人との共有は絶対NG
- 目につくような使い方をする人もいるので使い回しはダメです!
古い目薬は即刻捨てましょう
とにかく古い目薬は捨てましょう!

見た目でわかるNGサイン
- 液体の色が変わってる、濁ってる、浮遊物がある、変な臭いがする
そもそも写真のように外装が古いのもすでに時間が経過していることを物語っていますね。なかなか使い切れない気持ちもわかりますが、とにかく危ないことは確実です。
使用感でわかるNGサイン
- いつもよりしみる、点した後に違和感が続く、目が赤くなる
「もったいない」の罠から脱出する方法
- 目薬って意外と高いから捨てるのもったいないですよね。でも考えてみて:
目の治療費 vs 新しい目薬代
眼科での治療費は目薬代の何十倍にもなります。「安物買いの銭失い」ならぬ「古物使いの大損害」!
賢い目薬の買い方は以下のとおりです!
小容量タイプを選ぶ
大容量を買うより、小さいサイズを頻繁に買い替える方が結果的にお得!
使用頻度を考える
毎日使うなら大容量、たまにしか使わないなら小容量や使い切りタイプ。これスーパーでの食品の買い方にもつながっています。コストコで大量買いしちゃう、あなたも要注意。
覚えて帰ってほしい3つのポイント:
- 開封後1ヶ月が鉄則! 未開封でも3年が限界
- 見た目OK ≠ 使用OK 細菌は目に見えない
- ケチって大損 新しい目薬代 < 治療費
目は一生もの。「たかが目薬」と思わず、正しく使って大切な目を守りましょう! 期限切れの目薬を使うのは「ロシアンルーレット」みたいなもの。当たった時のダメージが大きすぎます。みなさんも今すぐ薬箱をチェック!古い目薬があったら、思い切って処分してくださいね。そして新しい目薬を買う時は、開封日をメモする習慣をつけましょう。
目に異常を感じたら、迷わず眼科受診を。