テレビ・映画

2025年3時間映画 集中力が試される 最近集中力が持たない大人が増加している件

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最近、映画館でトイレに立ったり、そわそわ落ち着かない人多くないですか。『国宝』や『F1』『トップガン』など3時間に迫る映画になると、スマホ脳が耐えられなかったり、集中力が持たない人が多いように思います。逆にちゃんと映画を観られる人がいるならそれはすごく文化度が高いとさえ思えてきます… 2025年、この現象がさらに加速しそうです。

3時間映画は現代人のデジタル耐久テストになるか

最近の大作映画って本当に長いですよね。特にマーベル系とか、気づいたら3時間近くとか普通にあります。

科学が証明するスマホ脳による「集中力低下」。実はちゃんとした研究データがあるんです。マイクロソフトの調査によると、人間の平均集中時間は2000年の12秒から2015年には8秒まで短縮。金魚の9秒より短いって、まずい状態ですね。金魚の集中力をどう評価するのはさておき、とにかく12秒でも相当低いのに、ますますひどくなっているのはやばいですね。2015年の話なので、2025年なら、もはやもう3秒くらいではないでしょうか。

さらにカリフォルニア大学の研究では、スマホを頻繁に使う人ほど「持続的注意力」が低下することが判明。脳のMRI画像を見ると、集中力をつかさどる前頭前野の活動が明らかに弱くなってるんです。

「ドーパミン中毒」が映画鑑賞をできない身体にしている

TikTokやInstagramのアルゴリズムって、15秒ごとにドーパミン(快楽物質)を放出するよう設計されてます。これに慣れちゃった脳は、映画の「静かなシーン」や「じっくり展開するストーリー」に対して「つまんない、次!」ってなっちゃう。

例えるなら、毎日ケーキばっかり食べてた人が、丁寧に作られた懐石料理の繊細な味がわからなくなってるような状態。舌(この場合は注意力)が麻痺しちゃってるってことですね。

映画館トイレ立ち=現代病の症状

韓国の延世大学の研究では、2時間以上の連続活動に集中できる人の割合が過去20年で約60%減少。特に18~35歳の若年層でこの傾向が顕著となっています。つまり映画館でソワソワしちゃうのって、実は「デジタル認知症」の初期症状かもしれません。脳が常に「新しい刺激」を求めてしまう状態になってるんですね。

3時間耐えられるのか耐えられないのか? あなたの能力が試される

2025年に公開される150分以上の映画は、ハリウッド大作からアニメーション作品まで多岐にわたる。確実に2時間30分を超える4本の大作に加え、著名監督の作品歴から判断して長尺となる可能性が高い国際的な話題作が多数控えており、映画ファンにとって充実した年となりそうですね。確実に150分超の大作映画

ミッションインポッシブル ファイナルレコニング

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ミッションインポッシブル 公式

169分(2時間49分)|ハリウッドアクション|5月23日世界公開

クリストファー・マッカリー監督によるシリーズ最長作品。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが、世界の情報網を侵害したAI「エンティティ」との最終決戦に挑む。実際のスタントにこだわり抜いた映像と、イーサン・ハントは今後どうなるのか。パラマウント・ピクチャーズ配給

アバター3 ファイヤーアンドアッシュ

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20th Century Fox公式

192分超(3時間12分以上)|SF冒険|12月19日世界同時公開

ジェームズ・キャメロン監督は前作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を上回る長さになると明言。ジェイクとネイティリの家族が、「アッシュ・ピープル」と呼ばれる攻撃的なナヴィ族との新たな戦いに巻き込まれる。パンドラの未知の地域を舞台に、キャメロン史上最長作品となる可能性がある。20世紀スタジオ/ディズニー配給

F1 / エフワン

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F1 公式

155分(2時間35分)|スポーツドラマ|6月27日公開

ジョセフ・コシンスキー監督、ブラッド・ピット主演。引退したF1ドライバーが若手チームメイトの指導と自身の復活をかけて戦う物語。実際のF1レース中に撮影され、ルイス・ハミルトンがプロデューサーとして参加。製作費3億ドルの大作。アップル・スタジオ/ワーナー・ブラザース配給

劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来

155分(2時間35分)|アニメーション|7月18日日本公開、9月12日海外公開

外崎春雄監督による鬼滅の刃最終三部作。炭治郎、禰豆子、柱たちが無惨の無限城で上弦の鬼たちと最終決戦を繰り広げる。しのぶ対童磨、善逸対獪岳、炭治郎・義勇対猗窩座などの激闘が描かれる。ufotable制作、東宝/アニプレックス配給

著名監督の過去作品の傾向から、以下の映画も150分を超える可能性が極めて高い作品は以下になります。

Eddington(アリ・アスター監督)

150分超予想|ダークコメディ・ウェスタン|公開日未定

『ミッドサマー』(148分)、『ボーはおそれている』(179分)のアリ・アスター最新作。ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン出演。小さな町の保安官と市長の権力闘争を描く。A24配給で、カンヌ映画祭コンペティション部門出品

Bugonia(ヨルゴス・ランティモス監督)

150分超予想|ジャンル未定|公開日未定

『フェイバリット』『哀れなるものたち』のランティモス監督作品。エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス出演。監督の作品は通常2時間を超える傾向があり、ヴェネチア映画祭出品予定。フォーカス・フィーチャーズ配給

No Other Choice(パク・チャヌク監督)

150分超予想|コメディスリラー|公開日未定

『オールド・ボーイ』『お嬢さん』のパク・チャヌク監督による韓国映画。イ・ビョンホン、ソン・イェジン出演。ドナルド・ウェストレイクの小説『斧』を脚色したコメディスリラー。監督の過去作品は長尺傾向

2025年はハリウッド大作の上映時間が抑制気味になる傾向が見られる。多くの大作が商業的に有利な150分未満に収めている一方、アート系映画や国際映画祭作品では依然として長尺作品が多数制作されています。アニメーション分野では『鬼滅の刃』が155分という長尺に挑戦、ドキュメンタリー分野では150分超の作品が極めて少ない状況。

2025年の長尺映画市場は、確実に150分を超える4本の大作を中心に、多様なジャンルと国際性を特徴としている。特に実用的なスタントアクション(Mission: Impossible)、壮大なSF世界観(Avatar)、本格的なスポーツドラマ(F1)、日本のアニメーション技術(鬼滅の刃)という、それぞれ異なる魅力を持つ作品が揃っており、映画体験の多様性を提供している。

なぜ2025年は「長い映画」だらけ?

実はこれ、Netflixとマーベルの存在が長い映画増加の背景にあります。シネコンが普及して「1日中同じ映画を上映し続ける」ことが可能になったのと、配信サービスで「じっくり見る文化」が根付いたから、とはいっても、それに対応できるのか? あなたはどうか? と試されています。

でも希望はある!「アナログ筋力」復活法

逆に最後まで集中して観られる人は、確実に「深い思考力」と「感情移入能力」が高いことが研究で証明されてます。読書習慣がある人、瞑想をする人、アナログ趣味を持つ人ほど、この能力を維持してる傾向。

そもそも3時間我慢できないあなたはいろいろな方法で3時間座れるようにしましょう、、、

事前準備編

  1. 映画館選びが超重要 座り心地の良いシートがある映画館を選ぼう
  2. 上映前のトイレは必須 開始30分前には済ませて
  3. 水分調整 飲みすぎ注意、でも脱水症状も危険

集中筋トレ編

  • 90分映画から始める いきなり3時間はハードル高すぎ
  • 読書時間を増やす 1日30分でも本を読む習慣をつける
  • スマホ断食 映画鑑賞の2時間前からスマホを触らない

当日実戦編

  • 途中退場を恥だと思わない 体調第一! 呼吸を意識する 深呼吸でリラックス状態をキープ

2025年は現代人の脳力を測るリトマス試験紙の年

映画館は現代人の集中力を測る健康診断みたいなもの。3時間耐えられたら、あなたは貴重な「深く考える人」の仲間入り。トイレ立ちまくっても大丈夫。まずは90分映画から「集中筋トレ」始めましょう。頑張って最後まで観られたら、きっと達成感があります。本当は普通のことなんですが、集中力がもたなくなっている方、ぜひチャレンジを。

ぷーにーず編集長 たもり

ニュースメディア業界10年のベテラン編集者兼旅行・グルメブロガー。大手ニュースサイトで編集統括、ウェブディレクター・アプリディレクター、SEO・SNSマーケティングも統括。プライベートでは年間30,000kmの車移動で全国を巡る旅行・グルメブロガーとして活動。訪問した飲食店は1,500店舗以上の実績で、実食に基づいた信頼性の高いグルメ情報と旅行記事を執筆。

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